すばらしき絵本 と よみきかせ の世界



友人からいただいたひまわりの種
7月初旬に蒔いて今、小さいながらに満開です♪
種4つ蒔いて、一つだけ開花・・・
1/4の奇跡ですね^^


9月中、会津若松市の稽古堂 図書館主催で開催された

読み聞かせ講座に、4回中2回参加させていただきました。
読む側、見聞きする側 それぞれの立場からの見方、そして絵本から、
学ぶことは多かったです。

4回目の先日、スケジュールを確認していなかったわたしが
席に着くとすぐに、図書館の方から
 「今日は、班でのよみきかせ発表の日ですので、
    この中から読まれる絵本をお選びください^^」
と、何冊か出してくださったので、幼い頃に読んだことがある
つるのおんがえし」 を選びました。
ええーっいきなりかー・・・と思いつつ、腹をくくりながら (小っちゃな腹くくりですがそれなりに緊張)・・・

つるのおんがえし
文・香山 美子/絵・林 静一
発行所・ひかりのくに株式会社


なにやら勝手がわからぬまま、ぶっつけ本番で読んだので、
めくり方が雑だったり、見てくださっているみなさんへの配慮が
ないに等しいのはわかっていたので、そんな状態でも出来ること・・・
はっきりした大きな声で、絵をじっくり見ていただけるように
間 を大事にして読み進めました。

こんなお話だったんだなー、なんて思い出し 懐かしみながら・・・ (*ー◡ー*)


講師として来ていただいていた「おはなしのかい」のみなさんが、
すでに始められている よみきかせ の活動に
近々ご一緒させていただき、近所の小学校から始められそうです。


2回目の読み聞かせ講座参加の際に、
講師の方がおすすめしてくださった 絵本(リストは下記へ)と、
この日読んだ「つるのおんがえし」などの懐かしの絵本
併せて7冊お借りしました。



おすすめしてくださった中でも
印象深かった一冊の絵本

いのちを いただく

文・内田 美智子
絵・ 諸江 和美
監修・佐藤 剛史


いのちを いただく の本文が終了したあと、
3人の方へのインタビューが写真つきでつづられていますが、
その冒頭文の一部を下記に引用します。


いただきますということ
文と写真 佐藤 剛史


 食べ物が満ちあふれている時代に、
食べ物のありがたみを伝えることは難しい。
食べ物を粗末にしてはならないと、教えることは難しい。
 その食べ物が、既に粗末にされている。
日本の1年間の食品廃棄量は2000万トン以上。
1人1日1800Kcalで生活している発展途上国での
3300万人の年間食料に相当する。
そんな時代に、どのようにして食べ物のありがたみを伝えるか。

「命」でしかないのだと思う。
わたしたちは食べ物を食べて生きている。
生きることは食べること。・・・中略・・・

 人が生きるということは、命を頂くこと。殺すこと。
 わたしたちの命は、多くの命に支えられている。(続く) 引用終わり


内田美智子さんの本文もあとがきも、挿絵もすばらしいとおもいました。

わたしは、よみきかせもそうですが、以前から、
屠殺場での一部始終を見学し、生き物が食肉になるところまでを
いつか確認してみたいとおもっていました。

いまでは、肉をいただく機会は減りましたが、
切り身となりきれいに包装された肉を、当たり前として食べることに、
自分なりに疑問を持っていたのです。
勇気が必要な行為でありますので、覚悟が出来てからですが、
そのときが来たら、どこかでお知らせしたいと思います


話は戻り・・・、絵本の世界は、すばらしいです ^^
一日で何冊も読みきれるのもいいです。


<紹介していただいた絵本>
ひらがなにっき  文・若一の絵本製作実行委員会 絵・長野ヒデ子
(エルくらぶ)株式会社解放出版社

わたしのいもうと 文・松谷みよ子 絵・味戸ケイコ
(新編・絵本平和のために)偕成社

ゾウの森とポテトチップス しゃしんとぶん・横塚眞己人
(写真のえほん)株式会社そうえん社


講座2回目のあとにお借りした5冊


<懐かしの絵本>
花さかじじい  文・広松由希子 絵・堀川理万子
(いまむかしえほん)岩崎書店

わらしべちょうじゃ 文・杉山 亮 絵・高畠那生
(日本名作おはなし絵本)株式会社小学館


それではみなさま、おだやかな週末をお過ごしくださいませ^^

お読みいただきありがとうございました(^人^)